母音編の続きです。
[ɑ] hot, spot, box, doctor, honest, not, pot, soft,
want, wash, watch, etc,
これは主にアメリカ音で、イギリス系だと [ɔ] (口にしっかり力を入れて「オ」と発音) になります。その口のまま「ア」と発音すると、この音に近づきます。
綴りの注目ポイントは、基本的に o なのですが、w の後に来る a もこの音で発音されることです。wo と綴ると、[wou]や[wʌ]となるのが通常です。
o の文字をどう発音するかについては残念ながら覚えるしかなさそうです。
[ə] ※すべての母音が弱く発音されると、この音になる。
about, again, around, away,
camera, February, January, family, hospital,
この音に強勢が付くことはありません。
私は、中学1年の頃、英語の先生から「曖昧母音」という言葉でこの音を紹介されました。文字通り、どれでもない曖昧な母音なのです。ただ、どの音を出すかという意識をせずに、声だけいい加減に出せば、この音になる感じです。
また、hospital のように、語尾に来る場合は、更に弱まり、音自体がほぼ消滅することも少なくありません。なので、綴りを覚える際には、気持ちだけその綴り文字が表す音に寄せて発音するのが良いと思います。
[ɔ:] small, talk, tall, walk,
already, also, always,
audio, August, autumn, caught, daughter, taught
coffee, dog, long, office, often, strong, orange,
awesome, awful, draw, law, paw,
abroad, broad, etc.
「オ」の口をしっかり目にして、伸ばし気味に発音します。
綴りのバリエーションは、上記のように6種類ほどありますが、特に注目すべきは、a でこの発音になるものが多いということです。そして、同じ al でも、a 単独のものと、 al でこの発音になるものがあることです。small などの1行目と already などの2行目は、同じ al でも l を発音しないもの(1行目)と [l]を発音するもの(2行目)があります。ただ、実際に発音するときにはあまり気にしなくて良いと思いますが、also のように音質が明確に異なる音(無声音)が続く場合は、[l]を発音する方が良いでしょう。
o については、coffee, often以外は短母音と思われがちのものが並びます。すべて長音です。少し長めに発音するといいですよ。
coffee については、o を短く発音することもあります。その時の音は、「母音編3」を参照してください。いずれにせよ、ee の部分が長くなることはありません。
この発音で、つづりが oa というのは、かなり例外的で単語数が少ないので、そのまま覚えてしまうと良いでしょう。
